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第254号 国吉拡の実例中心経営情報ニュース

箱根駅伝、青学圧勝に見る「自発的社員の育て方」


■「自ら考え自ら動く」これが強い組織の共通点

正月の風物詩となった箱根駅伝。今年は4連覇を狙う青山学院大学に対し東海大学、神奈川大学と三つ巴の戦国駅伝と予想されていた。しかし結果は青学の圧勝。東海は5位。神大は13位と力を出し切れなかった。一方、平成の常勝軍団と言えば駒澤大学。平成になって6回優勝し、圧倒的な強さを誇っていた。しかしこの10年優勝はない。今年も12位とふるわなかった。そのヒントがある場面を通し垣間見ることができる。それは選手の後ろを走る監督車だ。駒沢大学の監督は走っている選手に「お前の力はそんなものじゃないだろう・・・」と強烈な表現でマイクを片手にドスの効いた声で気合を入れている。素人から見てもやらされ感満載の選手の表情だ。しかも苦しそう。一方、青学の原監督はにこやかな表情でほめ言葉を使う。選手に悲壮感などみじんたりとも感じない。むしろ笑顔で走っている。原監督自身就任前は大手企業の営業リーダー。目標達成する為にチーム全員で考え自ら何をするべきかを重視するマネジメントスタイルで結果を残していた。そのやり方を青学に導入。選手自らどの様な練習をすれば良いかを考え、練習メニューも自主性を重んじる。時代に合った指導方法とも言える。企業も同様。自ら考え自ら修正し自ら動く、そんな組織は間違いなく高収益企業だ。


■言われてやる仕事と自ら考え動く仕事の差は2.56倍

言われてやる仕事(死事)を1とする。それが自ら考え積極的に動く仕事(志事)は言われてやる仕事の2.56倍の生産性となる。この20年、一貫し主張した考え方である。要は全社員が自ら考え、自ら動くワンランク高い思考と行動が身に付いているのだ。リーダーとはいかに部下の心に火をつけるかが最も重要な仕事。そこに業績の格差が生まれる。


■リーダーのマネジメントで自発的人間に転換できる

自発的人間に変えるキーワードがある。それは、①甘さとの決別②目標③気づき④継続、徹底⑤実践、だ。そのキーワードを軸に日常業務でリーダーが指導することで部下の意識と行動が大きく変わる。その着眼は次の7点。


1.このリーダーのもとで成長するか?を部下は考えている
まずはリーダー自身の問題だ。リーダー自身がモチベーションが高くチャレンジ精神があれば自ずと部下もその後ろ姿を見て育っていく。リーダーの言葉は前向き。しかし心と行動が後ろ向きだと部下は敏感に察しヤル気を失ってしまう。口先リーダーになってはいけない。どんなに厳しくてもこの人のもとで仕事をすると自分は成長する、と思った瞬間部下の心にスイッチが入る。

2.入社1年で50%、入社3年で90%が辞めたい病
それに対する動機付けが何よりも大切。その時、リーダーが辞められたら業務に支障が起きる、自分の評判が悪くなる、と頭のどこかで思ったまま動機付けをしても何の説得力も無い。その本人の一生を考え、真剣に向き合い、話し合いをすべきである。特に新卒入社組は隣の芝生(他業界)が青く見えて仕方がない。ズバリ、「甘い」の一言に尽きる。そこをどう理解させるかが重要だ。入社3年目未満の社員の生産性が低い企業は業績もイマイチ。逆にそこを鍛えれば業績もグーンと伸びる。

3.「同世代での研修を実施する
若手研修会を開催、テーマは会社から与える。研修も議長役を全員で決め、自由な雰囲気でざっくばらんにディスカッションを行う。同席する上司もディスカッション内容に対し口を挟まない。言いたいことを言わせる。色々な発言で参加したメンバーのレベルと自分のレベルが分かる。刺激をもらい、中にはヤバい、と思う若手もいるはずだ。これを定期的に実施する。仲間意識と競争意識が自然に芽生え、レベルアップにつながる。

4.君ならどうする?を問い続ける
「あの人に聞いたら全て的確な答えがもらえる。」実に頼りがいがある様に聞こえる。しかしそこに落とし穴がある。考えない部下を育てる原因ともなりかねない。部下の相談内容をよく吟味し、即答すべきか、「君ならどうする?」と考える時間を与えるか、を判断することが重要。

5.3年後のあるべき姿を明確にする
3年後の自分のあるべき姿を明確にすることでヤル気、意欲の差は10倍開く。リーダーは部下と本音で将来のことを語るべきだ。中には独立したい、転職したい、という部下の声もあるだろう。頭ごなしに否定してはいけない。逆にそれを実現するにはいまの組織で実績を上げ実力をつけることにある、と本質を話すべきである。むしろその方が部下は自発的に動きモチベーションは高まる。そのうち成果も上がり会社全体のことを考えるようになる。将来の幹部候補生だ。

6.実績に順位をつけ、全員に公開せよ
人間には色々なタイプがある。目標を達成するために頑張る。仕事が好きだから頑張る。上司にほめられたいから頑張る。悔しいから頑張る。この最後の「悔しいから頑張る」はいまも昔も全く変わらない。高業績の会社は競争意識を高めるために毎月、実績に順位をつけ全社員にオープンにしているケースが実に多い。「悔しさをバネに頑張る」はある面、自発的に動く特効薬だ。

7.小さな成功を大きくほめる
やればできるという意識を部下に浸透させることが自発的人間に変身する一歩になる。ほめるということは誰でも嬉しい。ほめられるためにはどうしたら良いかを考えるようになる。そこに変化が起きる。マネジメントとは厳しさも必要。しかし厳しさ一辺倒では人は育たない。過去に比べて少しでも進歩があればまずはほめることだ。


■本気の目標を持つと人はとんでもない努力をする

私ごとではあるが40代後半から健康のためにジョギングを始めた。ちょっと走れるようになるとフルマラソンを完走したいと目標ができた。練習時間を工面するため、時には終電で帰宅するビジネスマンを横に練習。3月で53才になるがいまでは2時間47分で走れるようになった。目標に期限を切る。それを実現するためにどんな行動(練習)をするかを真剣に考える。行動計画もより緻密になり、目標を達成するために確実に決めたこともやり切る。仕事も全く同じ理論である。本気の目標を持つと人はとんでもない努力をする。その動機付けをするのがリーダーである。
(㈱経営支援センター国吉拡)


ワンポイントトーク

【やらされの仕事に成果なし!自発的に動く社員を育てあげることがリーダーの仕事の本質である!】

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