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第274号 国吉拡の実例中心経営情報ニュース

儲けのヒミツ【高収益企業の創り方】


■法人企業の3分の1しかない黒字企業

バブル崩壊から早25年。企業の黒字比率は3分の1しかない。そこに時短や消費増税もあり、この先、赤字比率は高まるはずだ。社会は、人手不足と言うものの少子高齢化に伴う社会保障費も上昇し、実質賃金はこれからもなかなか増えない。結局、消費者の「安さ」への追求は変わることはない。収益力が低い企業は10%に上がった消費税も資金繰りの中に入れてしまうため、キャッシュが残らない。それだけに付加価値の高い収益体質が強く求められる。


■何黒字企業、3つの人材体質

黒字企業も3つの体質がある。一つ目、チョイ黒企業。ちょっとだけ黒字と言う意味だ。赤字ではないものの賃金は上がらず賞与も「スズメの涙」程度。チョイ黒企業の社員のタイプはいたってマジメ。が、しかし言われたことはやるが、自ら考え行動するタイプではない。二つ目は、儲かっている企業。収益は安定し、社員の気質は真剣そのもの。仕事に対する姿勢も前向き、チャレンジ精神旺盛。3つ目が、高収益企業。成長性と収益力は群を抜いている。とにかく全社員のモチベーションが強烈に高い。その人材は語弊はあるが、狂っているとしか思えない。これこそ理念実践経営の真骨頂。


■令和時代の高収益企業の創り方

業績向上にミラクルは起こらない。常日頃の全社員の危機感と決めたことをやり切る実践力で決まる。オリンピックを前に浮き足立ってはならない。自分の会社は自分で守る。自分の飯は自分で稼ぐ。その精神が高収益企業の基礎を創る。高収益企業になるための着眼点は次の9点。


粗利益率の高いビジネスモデルを展開せよ
低粗利益率では高収益企業にはなれない。粗利益率の高いビジネスは頭で汗をかき、行動で汗をかくものだ。それと人材の質が高くないと高粗利率のビジネスは展開できない。現実的に言うと、「あと3%粗利益率を上げるには?」をトコトン考えるべきだ。3%なら必ず実現できる。

キャッシュを残せ
低粗利益率、在庫過多、回収遅れ、これでは一年で潰れてしまう。企業は利益を出しても、納税、在庫、設備に変わり、キャッシュはそう簡単には残らない。高粗利益率確保で、適正在庫、そして早期回収でキャッシュは残るもの。キャッシュ、イズ、キング。キャッシュは人間で言えば血液だ。高収益企業に変身するには付加価値を付け、高く売って早期回収することがビジネスの鉄則である。

納税こそ最大の節税
それを理解できない経営幹部の存在が会社を潰すことになる。企業の使命は①雇用の確保。②納税の義務である。そこに規模や業種は関係ない。それこそ最強の社会貢献である。結局、納税してこそキャッシュが残る。その継続で内部留保が厚くなり、自己資本比率が高まる。不況にめっぽう強い企業体質だ。

決める時は民主的、決めたらトップダウン
低収益企業は、決めたことを徹底してやりきれていない。それは決める時に、ふわっと決めて、決めた後にそんなことできないとぼやいている。リーダーはそこに鋭くメスを入れるべきだ。全員で納得して決めたことはトップダウンでやらせ切る力がリーダーに求められている。世の中、簡単に儲けさせてはくれない。

ジョブローテーションの強化
優秀人材も何年も同じ業務、同じ部門だと能力向上はあり得ない。年齢とともに使えない社員になってしまう。そこは人事戦略。むしろ、将来のエース候補こそ様々な業務経験を積むことで、全社の問題点を若い頃から把握できる。何よりも経営者意識が身につくものだ。ジョブローテーションの弱い組織はマンネリという罠がひそんでいる。

無借金経営を目指せ
これだけ金利が低いと、借金をするべきと吹聴(ふいちょう)する人がいる。考え方の問題だが、長いコンサルティング経験からオススメは出来ない。もちろん、メーカーや不動産等、設備投資や用地仕入に多額の資金が必要なら安い金利での借入は経営上メリットがある。しっかり利益を叩き出し、内部留保を厚くするのが商売の王道だ。借金する必要もない企業まで借金するのは違和感を覚える。欧米流の財務レバレッジ(借金してその資金)をきかせ、売上を短期に何倍にもするなら話しは別ではあるが。

自己資本比率、ROA(総資産利益率)にこだわれ
経営は一言でいうとバランスだ。様々な経営指標が存在する。特にその中でも自己資本比率、ROAにはこだわって頂きたい。自己資本比率は毎年、利益を計上することで上昇していく。高ければ高いほど良い。中小企業でも70%を超える企業も珍しくない。自己資本比率を上げるには①利益を出す。②総資産の圧縮(在庫や回収の圧縮)。③増資。その3点。ROAとは総資産からの利益率を言う。つまり経営効率だ。一般的には5%は優良企業。できれば8%以上欲しい。それらの2つの指標も最終的には現場の社員の意識次第で決まる。

M&Aのチャンスはこれからが本番
後継者不在で中小企業においてもM&Aが今後活発になっていく。しかし、一般的なM&Aの成功率は10%程度。特に、民間のM&A専門業者は、売る側のデューデリジェンス(適正評価)が甘く、買った後、問題が生じるケースが目立つ。M&A成功のポイントは①財務内容が良好。②お互いの経営哲学に共鳴。③売る側の社長は会長として残る。④相乗効果が期待できる。その4点だ。まずはM&Aが出来る高収益企業を創り上げることが先決。

採用、育成、人への投資
仕組みで勝ち、人で圧勝する。これが理想の姿。採用、育成、人への投資を惜しむ企業は100%衰退する。仕事柄タクシーを頻繁に利用する。都内で乗るとワンメーターでも必ず支払い後、領収書を渡してくれる。車もピカピカ、身だしなみ、言葉づかいも文句なし。これが地域によっては「領収書はどうしますか?」とイチイチ聞いていくる。最悪なのは、こちらがお願いしないと領収書を渡さないドライバーも多い。目的地を伝えても返事もない。車も汚い。あきらかに人の質の違いだ。


■優秀なリーダーは、最前線の現場実態をつかんでいる

高収益企業のリーダーは部下一人ひとりの仕事の現状を驚くほど把握している。そこに具体的指導でロスやクレームが防止され、生産性が飛躍的に向上する。高収益企業はビジネスモデルだけでは実現できない。むしろ現場の一人ひとりの仕事への想い、やり方、進め方のボトムアップで初めて可能になる。


(経営支援センター 国吉 拡)


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【業績向上に奇策なし。決めたことをやり切る組織づくり、それが高収益へとつながる! 】

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