「チームの雰囲気がよくない」「遠慮して本音が言えていない気がする」「自分の関わり方が正しいのか分からな い」などの悩みを感じながら、チーム運営を任されていませんか？チームをまとめる立場になると、業務遂行力だけ でなく、メンバーとの関係づくりや空気感づくりといった“目に見えないスキル”が求められます。しかし、それらを 体系的に学ぶ機会は多くありません。本研修では、こうした課題を乗り越えるためのキーワードとして「心理的安全 性」に着目しています。これは、Googleの大規模調査でも、成果を出すチームの最重要要素として挙げられた概念 であり、チーム内の信頼・対話・率直な発言を促進するベースとなるものです。講師は、人事・組織開発の現場に 20年携わってきた実務家であり、中小企業診断士・MBAの資格を持つ専門家。さらに現在は、博士後期課程にてシ ステムデザインを研究しており、現場のリアルと理論をつなぐ実践知に基づいて内容を設計しています。自分らしい 関わり方で、チームの力を引き出したい方へ。「感覚」ではなく、「再現可能な関係性のつくり方」を学ぶ実践型の 3時間です。
～研究に基づくリーダーのための効果的な方法論を学ぶ～
１）チームとグループの違いを理解する
２）成果を生むチームに共通する5つの要素
３）チームの発達段階（形成期～成果期）を理解する
４）心理的安全性の定義と脳科学的根拠
５）チームの心理的安全性を簡易チェック
１）自分のリーダー傾向を簡易診断で知る
２）「小さなリーダー」が与える影響の大きさを知る
３）自分の「関係性づくり」のクセを客観視する
１）共感的な聴き方と承認スキルを練習する
２）フィードバックの質を高める3つのコツ
３）雑談・問いかけが信頼構築に与える影響
４）Inclusion（多様性への配慮）を実践する視点
５）心理的安全性を崩すNG言動とその背景
６）チームの不安や沈黙にどう対処するか
１）すぐ使える1on1・ミーティング改善のヒント
２）自分の現場に引きつけたアクションプランの作成
| 開催日時 | 2025年8月21日（木） 14:00〜17:00 |
|---|---|
| 会場 | 港区立産業振興センター |
| 対象 | 中堅～管理職まで。育成力を高め部下の主体性を引き出したいリーダーの方 |
| 受講料 | ¥9,000（税込¥9,900） |
東京都出身。立教大学法学部を卒業後、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科にて MBA（経営学修士）を修了。2024年には研究調査において優秀プロジェクト賞を受賞。2025年4 月より法政大学大学院デザイン工学研究科システムデザイン学専攻の博士後期課程に進学。 研究テーマは「インクルーシブデザイン視点におけるソーシャル・イノベーション創出プロセスの 実践と理論化」。現場知とアカデミズムの接続を志し、「誰ひとり取り残さない組織・社会のデザ イン」を探究している。
