Webマーケティング講座

セミナ―情報

9月13日(火)、14日(水) 各10〜17時

Webマーケティング講座

第1講 Webマーケティング講座① 〜お問い合わせ倍増の進め方〜9/13:10-13時

1.多くのサイトでお問い合わせが1,000人に1件しか発生しない本当の理由
1)集客の問題:お問い合わせをしてほしい対象者を呼び込めていない
2)説得の問題:来た対象者が「これを読めばお問い合わせしたくなる」内容のページがない
3)目標の問題:お問い合わせは一番ハードルの高い目標だった!

2.現在のサイトで、お問い合わせに貢献しているページはどれか調べよう
1)お問い合わせに貢献度の高いページの閲覧を増やすことが改善の第一歩
2)お問い合わせに貢献度の高いページがない場合は?
3)対象者を説得する方法を知っているのは制作会社ではない…では誰?
4)営業スタッフにヒアリングを行うためのヒアリングシートを公開!

3.お問い合わせが発生しないサイトを脱却するための、明日行うべき改善法
1)デザイン会社がこんなデザインを持ってきたら「だめ!」と言うべし
2)お問い合わせに訪問者を集めるためのページづくり
3)どうしてページの下の方がお問い合わせには重要なのか?

4ところで、どんなお問い合わせがほしいのですか?
漠然と、営業先が見つかればそれで良い、と思っていないか
考えられるお問い合わせの内容をリストアップする
1)「価格を聞きたい」を引き出す方法
2)「詳しい資料がほしい」を引き出す方法
3)「自社で導入可能か聞きたい」を引き出す方法

5.お問い合わせを魅力的にし、名前を書いても良いと思わせる3つの方法
1) お問い合わせの内容に応じて「プレゼント」を用意する
2) お問い合わせの内容に応じて「ボタン」を分ける
3) お問い合わせという言葉を別の言葉に置き換える

6.お問い合わせを「倍増」する…具体的に何回から何回に増やすのか?
1)目標到達数は理屈で計算できる
2)制作会社には目標到達数を提案させるべし
3)お問い合わせが倍増するサイト構成のつくり方

7.「惜しいページ」を見つけて伸ばすための改善ステップ
1)まったくお問い合わせのないサイトにも「惜しいページ」は存在する
2) まずはお問い合わせフォームのページに誘導できているページを見つける
3) お問い合わせのページを見た人はどこから何を求めて訪れたかを突き止める
4) 惜しいページのアクセスを伸ばせばお問い合わせ数は確実に増える

第2講 Webマーケティング講座② 〜ホームページの文章の書き方〜9/13日 14-17時

企業サイトがうまくいかない一番根本的な原因は、自分で内容を書かないこと!

1.企業サイトが「無口」な理由
1) 制作会社任せで内容を決めるから 制作会社は製品も顧客も知らない
2)社内で文章を書ける人を見つけていないから 文章を書ける人は見えにくい
3)製品と顧客を知っている人が忙しいから その人に話を聞くことから始めよう

2.実際に自分たちで原稿を書いてリニューアルした実例サイトを見てみよう
1)T社(B2B)
2)P社(B2C)
お問い合わせを月に20件得るためには何ページの原稿が必要か、計算してみよう

3.ホームページの文章は「上手な文章」ではない
1)誰もが文章は書けるのに、書きたくないから手を上げない
2)1ページの原稿は400文字で十分! 100文字×4ブロックで構成する
3)そのページにあるべき内容を箇条書きにすれば、文章はできたも同然
4)上手な人が「比喩」で文章を始めるとサイトはだめになる理由

4.他社はどんな文章を書いているのか調べることから始めよう
1)検索すれば全部分かるのがホームページの良いところ
2)問題は何を検索するか 準備が大切
3)他社の文章を見比べる結果の整理方法
4)他社の文章から自社の文章を生み出す簡単な執筆方法

5.ホームページの「文章」は「本文」のことではない
・ホームページの文章パーツはたくさんある
1) 見出しは何のためにある?
2)サマリーテキストを最後に書こう
3) 小見出しが大切な理由とは
4)「SEO」はテクニックではなく、この文章パーツのこと
  ・タイトル
  ・説明文
  ・パンくずナビゲーション
5)お問い合わせを増やすために一番欠けている作文は「リンク文」

6.ホームページの文章を書くための手順
1) 対象者を決める
2)ページの内容を決める
3) 箇条書きをつくる
4)文章をまとめる
5)他のパーツをつくる

7.ウェブ担当者は他の人が書いた文章をチェックするのが仕事
1)作文のためのガイドラインをつくろう
2)会社名と会社名の「枕詞」を決めておく
3)製品の表記を正確に
4)漢字の使い方がチェックポイント

第3講 Webマーケティング講座③ 〜6ヶ月で行うホームページリニューアルの実務〜9/14 10-13時

1.どんな大規模なサイトでも6ヶ月あればリニューアルできる
1)多くの本に「まず制作会社を呼んで見積りをとる」と書いてあるのは大間違い
2)古くなったから、デザインが悪いから、リニューアルするのは失敗の元

2.リニューアル予算の決め方
1)ホームページは「資産」なのか?
2)損益分岐点計算
3)ホームページの価値基準とは

3.どの会社でも使える「6ヶ月のホームページリニュアル スケジュール」テンプレートを進呈
1)まず何から始めるか
2)今のサイトのことを知らずにリニューアルするなかれ
3)マーケティングでは常にこのポイントに時間を使う
4)制作会社が出てくるのは3ヶ月目で十分
5)制作会社がつくったものをチェックするだけではうまくいかない

各段階の実務
1ヶ月目 準備:現状サイトとシステムの情報整理
1)基本構想のまとめ方

2ヶ月目 目標と対象者の決定
      目標① お問い合わせ(営業)
      目標② ブランディング
      目標③ 採用
      営業的な目標は「お問い合わせ」しかないのだろうか?
      対象者調査には時間をかける

      ・対象者は何人、何を求めてどの通りを歩いているか?
      ・「30代女性」といった形ではホームページの対象者は決められない
      ・対象者は、検索から来るのか、外部サイトから来るのか?
      ・既存顧客を対象者にする方法

3ヶ月目 内容の検討方法
      サイト構成表の作成
      制作会社を探して選定 決め手は見積り額ではない

4ヶ月目 文章と写真、図版の準備、システム開発
      ありものの写真でブランディングはできない
      システムとは何のためにあるのか?
      ① 情報追加をしやすくする
      ② 本当に必要な対象者を呼び寄せるため

5ヶ月目 デザイン、コーディング
      制作は制作会社に任せて、リニューアル後の練習をしよう

6ヶ月目 テスト
      テスト期間に本当にテストすべきことは何か?

リニューアル後 広報と情報追加
      サイトがリニューアルしたことを誰に知らせるか?
      情報追加をスムーズに行うための練習

リニューアルは「元がとれたのか」を評価して初めて完結する
・データを取得して計算する実務
リニューアルで一番大切なのは、「会社が良いと思われること」

第4講 Webマーケティング講座④ 〜成果の出るホームページのデザイン〜9/14日 14-17時

リニューアルの最初に、制作会社にトップページデザインをさせると必ず失敗する理由
最初にトップページデザインをさせるのは社長を納得させるためでしかない
社長が納得するデザインは成果が出ない

1.ホームページデザインは誤解されている
1)「かっこいい」ことがデザインではない
2)「ホームページらしい」ことがデザインではない
3)企業ホームページに欠かせない「設計」こそが本当のデザインだ

2.ホームページ設計に欠かせない設計の手順
1) 集客:誰がどこから何人やってくるのか、を決める
2)説得:何を見て訪問者は「この会社は良いな」と感じるのか
3)目標:お問い合わせなどのゴールに行こうと思うのはなぜか?
【ワーク】 設計のまとめ方 「サイト構成図」を描く

3.ワイヤーフレームのつくり方
1)どんなホームページしようか、構想をまとめるための重要手順、ワイヤーフレーム
2)ワイヤーフレーム作成のためのテンプレートを進呈
3)【ワーク】ワイヤーフレーム作成
4)机上のシミュレーションでユーザーの動きを考える

4.ここがおかしい! 日本のホームページデザイン
1)どうして右上に「お問い合わせ」ボタンを置くのか?
2)ボタンを押しても押しても目次しか出てこないホームページって何?
3)トップページのイメージがかっこ良ければデザインは完成?
4)SEOを重視したらデザインがダサくなる?
5)一番大切なデザイン要素はリンクだ! なぜホームページは「Web」と呼ばれるのか
6)制作会社のデザインを評価する3つのポイント
① ロゴだけ変えれば他社にも持っているのではないか?
② 初見でこの会社を良いと気づけるか?
③ 次に見たくなる情報があるか?

5.どうして「次に見たくなる情報」が見当たらないか
ホーム「ページ」とは、完結したページをつくるものだと、企業も制作会社も思っているから

6.そうは言っても「かっこいい」デザインのホームページにしたい!
1)ホームページデザインにはたくさんのスタイルがあることを知っておくこと
 いわゆる日本の企業サイトがホームページデザインの正解ではない
2)会社のタイプで分かる選ぶべきデザインの方向性
 未来的か老舗的か、専門的か幅広いかの4象限で考えよう
3)大半の「かっこよさ」は画像で決まる 写真やイラストにお金をかけるほかない

7「スマホファースト」とは何か?
1)社員がパソコンでだけ確認するウェブデザインは成果が出ない
2)B2Bサイトだからスマホは必要ない、という発想が成果を阻む
3)最新型でなくて良いからスマホで早めにテスト確認しよう
4)本来の意味のスマホファーストとは、対象者に密着して考えること
成果を出したい企業が、ウェブデザイン会社とうまくつきあう方法

セミナー概要

開催日時 第1講:2022年9月13日(火)10:00〜13:00
第2講:2022年9月13日(火)14:00〜17:00
第3講:2022年9月14日(水)10:00〜13:00
第4講:2022年9月14日(水)14:00〜17:00
会場 Zoomを活用したオンライン研修
受講料 全4回 ¥30,000(税込¥33,000)各回¥8,000(税込¥8,800)

講師プロフィール

株式会社ミルズ 石井 研二

雑誌、通販カタログ編集を経て、95年からウェブ制作およびアクセスログ解析を開始。ビジュアル動線解析「サイトグラムPro」で多数の大企業サイトをアドバイスする「日本一のログ読み男」。一般社団法人日本ウェブ戦略担当者協議会を設立し、ホームページの管理運営の底上げを始めている。 著書:『アクセスログ解析の教科書』『SEO効果を倍増させるアクセスログ解析の極意』『現場で使えるWebディレクションの手法80』

お電話でのお問い合わせはこちら

03-5877-2540

FAX:03-4500-9660