◆弊社の実践訓
「素直」「明るい」「前向き」~プラスの波動を与えろ!
これは経営支援センター(ブリングアップ)実践訓の中の一節です。仕事をしている以上、辛く苦しいことも多くあります。周囲にネガティブな言動をまき散らしたくなることもあります。そのようなときにこの言葉を想い出し、思いとどまるのです。トップ営業の方でマイナスオーラを出している人はいません。成果を上げている方はみな、「会社に対する忠誠心が高く建設的な意見を発信する」、「謙虚であり、部下や後輩を鼓舞する言動を行う」、「ポジティブであり、前向きに仕事に取り組んでいる」という特長を持っています。逆に、常にマイナスオーラを出している方は周囲に悪影響を与えるのみならず、自分にもそのストレスは跳ね返ってくるのです。私の子供の幼稚園の卒園式で、園長先生が素晴らしい訓示を述べていました。ヘレンケラーの有名な言葉ですので、ご存じの方も多いでしょう。
「思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。」
「言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。」
「行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。」
「習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。」
「性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。」
知らず知らずのうちに思考は自分の運命を決めてしまいます。私たちも周囲にプラスの波動を与えるべく、言動には気を付けましょう。
◆愚痴文句のオンパレード
私たちは顧客のご支援を行う際、現状分析のため、社員の方、特にリーダークラスの方と面談を行います。ある不動産会社の課長Aさんと面談をした際のエピソードです。吉田「うちの会社の課題は何だと思いますか?」Aさん「戦略に欠如しているところです。今度企画しているマンションも立地が悪く、売れないでしょう。このままでは大手に吸収合併されてしまうんじゃないでしょうか。」「上に立つ幹部の見る目がありません。ゴマすりばかりが上に行くような会社です。」「組織的な動きが出来ていません。ただの個人商店です。まあ問題だらけの会社ですよ。」出るわ出るわの愚痴文句のオンパレード。このような方が課長の役職についているのが不思議でなりません。私はAさんに「そう思うなら自分が行動して、その問題を解決していけばよいのではないですか?」と伝えたところ、「私が言ったところで変わりませんよ」との回答。残念ながら、「原因他人論であり、周囲に悪影響を与える可能性がある。上に立つ人間としては、不適格」と社長に報告せざるを得ませんでした。どの組織にもこのようなマイナスオーラをまき散らす方はいらっしゃいます。そのような方は次の共通点があります。
①会社に対する不平不満が多い
全てが原因他人論。「上司が悪い、ルールが悪い、商品が悪い」確かに会社は矛盾の宝庫ですので、必ずしも優秀な方が上司というわけでもありませんし、完璧なルールや商品もありません。しかし、愚痴文句を言っても現状は変わりません。自分が行動し、その矛盾を解決する必要があるのです。陰で会社批判を繰り返すのは組織に非常に悪影響を与えます。
②上司、同僚に対し否定的
陰口が多いのが目立ちます。居酒屋などで上司や同僚の悪口を肴に酒を飲むという陰湿な行為に同僚や後輩を巻き込み、いつもまわりを暗い雰囲気にしてしまいます。
③失敗イメージが先行
何かに取り組むとき、常に上手くいかないイメージが先行します。頭の中に失敗イメージが浮かんでいるためか周囲に対して、後ろ向きな発言が多くなりチームの士気を落とす引き金になっています。
④諦めが早い
上手くいかなくて当然という意識が強いからか、問題にぶつかった時に、それを何とかしようという執念や、創意工夫が希薄で諦めることが多いです。すぐに投げ出してしまう為、周囲も冷めてしまうのです。
⑤人を腐らせる発言が多い
仲間を発奮させるような発言をしてくれれば良いのですが、むしろ怒らせたり、やる気を失わせる言動が多く、組織を腐らせてしまいます。
◆プラスの波動を与え続けよう
私たちは周囲にプラスの波動を与え、組織全体にポジティブな風を吹かせる必要があるのです。そのために取り組むことは次の通りです。
①過去より未来志向
物事がうまく進まなかったとき、原因究明を行うことは重要です。しかし「なぜ、こんなことをしたんだ?」「お前のこれがダメ」と詰問に終始してしまうとヤル気を失わせます。過去を変えることはできません。重要なことは「今後何に取り組むか」未来に目を向けることです。
②ポジティブな言動
「いやだなあ」ではなく「頑張ろう」、「これをやってはいけない」よりも「こうした方が良い」マイナスな言葉ではなく、プラスの言葉に置き換える習慣をつけること。
③お互いを尊重し、感謝の言葉が飛び交う組織
仕事は一人で行うものではありません。チームで行うもの。互いを尊重し「ありがとう」の言葉が頻繁に取り交わされる組織が理想。
【ポイント】
プラス思考は仕事の原動力。自らがムードメーカーとなり、仕事に前向きに取り組み、組織に良い影響を与えるよう心がけましょう。
株式会社経営支援センター チーフコンサルタント 吉田 敬真